hubsanのブログ

とりとめもなく時計をかき集めてます。気になるのはともかくポチッとな。買って溜息、買わずに後悔。
(-.-;)y-~~~

秋の季節に ゴールデンシャドウ


かなーり古いユニバーサルジュネーブのゴールデンシャドウす。1965年~70年代のヤツっすね。ギリだけど、時計の世界ではアンティークになりますな。


こやつはかなりの薄型で、マイクローターと中途半端に略したマイクロローターが搭載されたオートマ仕様。

キャリパーの薄さは2.5mmだそーで。中の人を見たらローターがキャリパーに内蔵されてるのはかっこいいす。(*⁰▿⁰*)

ちなみに、ピアジェの世界最薄と謳うオートマは2.35mmです。



薄型の製作はかなりの手間がかかり、手巻きでも大変だというのに、そこへ自動巻きのローターが食い込んでくるから、かなり凄い事だと思う。


裏蓋にはペルラージュ、本体はコート・ド・ジュネーブ、エッジもきちんと磨かれてイイ仕上げです。( ˊ̱˂˃ˋ̱ )


シャドウシリーズには、ゴールデンシャドウ(金無垢)、ギルトシャドウ(GF)、ホワイトシャドウ(SS)の3種類があります。


ゴールデンシャドウの文字盤はごく薄いマットなベージュで、おちついた感じ。

風防がガラスになっていて、ケースのデザインもシンプルなので、今でも古さを感じさせず、エぇな〜と思います。


ホワイトシャドウはジェラルドジェンタのデザインとの事で気にはなるけどね。


合わせるバンドは、薄茶色のやつで中々に良い感じ。バックルもバンビの薄型でスッキリさんにしています。なかなかに使いやすいDバックルです。


この時計、金無垢だけどホワイトゴールドてのもツボすね。

いかにもな「金時計デッセー」と手元で激しい?!自己主張にならず、さりげなくつけられるのが、シャイなあっしにはちよーどイイ。(*^_^*)


メッキ剥げたら金になっちゃうけど、今の所全く問題なし。ラグの角から僅かに地の金が見える程度。ジュエリーだとホワイトゴールドのロジウムメッキが剥げるのはよくある話だけど、時計ではあまり聞かないすね。なんでだろ?


チト気になったのはベゼルはSSなのかもです。


金無垢とはいえ、ベゼルは一番傷つく事が多いので、強度の高いベゼルは、まぁSSでもアリかなとは思います。


でも、時計を見た時に目に映るそのほぼ全てがステンレスというのもちょいと複雑な感じ。(ベゼルとラグしか見えないしね)

どっちにしろ、見た目はSSでもほとんど変わらんので、どっちでもいいか。


薄型2針はやっぱりイイすね。シンプルなデザインで、かなりお気に入りの一つデス。


残念なのは非防水なのでつけられる日が限定されるコト。

汗、雨、湿気、気温差は要注意とオーバーホールしてくれた時計屋さんにも言われました。


ほんのわずかだけど、文字盤の端から腐食が出始めていてこれ以上の腐食はできるだけ回避したいところ。針も同様に少しだけ腐食が出始め、よーくみないとわからんレベルだが、少しクモリがでている。これ以上広がらないよう気をつけて使います。



腕の毛が見苦しくてスミマセン

たまには レビュースポーツ30's


レビュートーメンのレビュースポーツ30'sデス。


一応250本限定というフレコミなんですが、限定品とふつ~に売っているモノとの差は全くわかりせん(・・?)

限定という言葉に踊らされる情弱デス。


まぁ、以前から安いけど、一応オリジナルムーブを使ったレビュートーメンには興味があって、クラシカルなデザイン、青い針、そして限定の2文字w

まんまとやられました~


そんな時計ではありますが、カジュアルなシーンでも、シャケットにも合わせやすく、気取った感じでもなく、気楽に使える時計ではあります。何気に手巻きってのもツボだったりで。


ちょっと気になる点はベルトがね、、ラグの取りつけ部分が、なんつーか腕の毛はさみやすいんですヨ。w


他の時計では毛をハサム事なかったので、今までは気にしたことなかったんだが・・・

で、結局たまに使いになりーので。活躍はほとんどない状況。


そのうちに革ベルトにかえてみるかな。

ベルト以外はそれほど気になる点はなく、白の文字盤と青い針はスッキリしていて、爽やかで良い雰囲気を醸し出しているっす。アンティークなデザインもいいもんです。チトきれいすぎだから、使い込んで多少ヨレた方がいいかもな。


レビュースポーツ50'sとちょいと悩んだりしたんだけど、タマタマ在庫があったのがこやつだったので、まっいっか~とほぼ即断。

アンティークよか実用的だし、コレはコレでありかもね~(๑˃̵ᴗ˂̵)

ちょっと珍しい JLマスターコンプレッサー


今回はジャガー・ルクルトのマスターコンプレッサーです。


ルクルトといえば、レベルソが定番なイメージですね。あっしにはあまりにもメジャーすぎてシャイなダラリーマンが所持するにはちょいとなやむんですな。気にし過ぎかな。レベルソはいつかは欲しいと思っているんだけどね。


あまり他で見られないようなモンは無いかいな~と物色してたところ、アリマシタ、ミツケマシタ!

三針でオーソドックスなクセに、とってつけたようなゴツイ竜頭。なんだか気になる存在感をはなっているではないですか〜!


めんどーなどのでマスコンと書きますが、(テツヲみたいw)通常ラインナップのマスコンは白か黒の盤面しかないのですが、、カタログにも掲載がないこの薄緑色のマスコンを見たときは、バッタモンか?と疑いました。

イロイロ調べてみても情報がなかなか見つけられず、かなり購入時は躊躇しました。後でわかったのですが他のモデルで一時期同じ色の文字盤がJLには存在し、その派生で出てきたものだろうと思われマス。


文字盤の仕上がりは写真でみるより実物はとても美しく、6時あたりから扇形の放射状旭光仕上げが珍しいのと、独特の薄緑色はスバラシイ。手に入れてよかったと思わせるモノでした。(≧∀≦)


ゼンマイの巻上げや、時間あわせの竜頭のなめらかな手ごたえ、とてもイイ感じです。しっとりとしているけど、確実な動きという表現があっているかな。。すごく緻密さを感じます。


また、自動巻きについても精密というか精度がよいというか、時計をBOXから取り上げるほんのわずかな動きにも反応し、ゼンマイ巻こうかと思ってみたときには秒針がすでに動き始めているではアーリマセンカ!なかなか他の時計ではこのような反応することはありません。ホント出来のよさに驚きます。


その他、タイムグラファーで計測をしてみた所、ビートを全く拾えず計測できないという事にもおどろきでした。どうも、裏蓋側には緩衝装置がついているなどイロイロ工夫があるようです。その影響なのかな?

しかし、整備するときってどーやっているのだろうネェ。まさか、盤面下にしてなんてコトないよね⁈ちなみにタイムグラファーのマイクに裏返しで取り付けると、計測できました。ふぅ。


いろんな意味で少しかわった時計だけど、この時計もかなりお気に入りな一品です。大事にしよーと思います。(*´ω`*)


きっとこのマスコンは流通数が極端に少ないので手放したら2度と手に入らないだろーなぁ。うちのムスコには、あっしが亡くなって色々処分する時でも、こやつだけはできたら残しとけよといってあります。