hubsanのブログ

とりとめもなく時計をかき集めてます。気になるのはともかくポチッとな。買って溜息、買わずに後悔。
(-.-;)y-~~~

戯言 使う時計と使わない時計

自分の所有している時計については、この匿名のブログで公開している以外、ごく一部の人にしか教えていません。


会社でも、時計を集めていることは、ほんの少しの人だけにしか話してはいません。相手から話題をふってきて、よくよく話を聞いてからしか明かさないようにしています。


そのごく僅かな会社の同僚から、「はぶやんさん、すっごい時計たくさん持ってるのに、いつも普通の時計ばかりしてますね。なんでですか?」なんて質問されました。(^^;)


真意を問うてみると、折角手に入れたのに使わないのはなぜ?という単純な質問だったようです。


これには自分なりの考えがあって意識的に使い分けをしています。そもそも職場で一般的でない程高額な物や、お遊び用などは、着けていくことはないですよね。


また、仕事に集中していると不意にぶつけてしまったり、携帯電話やノートPCに近付けてしまい磁気帯びする事もあるので、あまりデリケートな時計を着けていると気が散ってしまい、これもできる限り着けていかないようにしています。


あとは、色や、質感、その日の気分や、こうありたいという願い、その日の天気や、その日に気になった事象などによって、その日の装いを自分なりに考え、シャツの色、ネクタイ、鞄、靴、ベルト、そして時計を組み合わせていきます。


この事は、単純に自己満足でしかないので、他の人にいちいち説明はしないですけどね。😅そうすると何となく普段使う時計は限られてくるものです。


流石にここまで同僚に説明しないので、まぁ会社だしね〜と、ごまかして軽く流してしまうのですが。w


あとは、コレクションの中には身分不相応な物もあり、人前で使う事は滅多にないものもあります。持ってる意味がないと思われるかも知れませんが、いつかは精進してその時計に相応しい人になりたいと自分を奮起させ、律していく為のアイテムでもあります。


相応しい人になってから手に入れるのではなく、先に手に入れちゃってるのは、そこは趣味ですからね〜。テヘッ(๑˃̵ᴗ˂̵)


余談ですが、雲上ブランドと言われる所のCEOも、自分のブランドの時計を持ってはいるが、普段は使っていないそうです。理由は、自分は相応しい人間だとは思ってないからだそうです。勿論の事ですが、着ける必要がある場面では着けているでしょうけどね。(^^)そのブランドのトップですし。


お金さえ出せば買えるものはたくさんありますが、モノを知る人に笑われないようにしたいものです。


オフの時によく使う時計はこれが多いです。

( ^ω^ )


通称ブラックモンスター。

モンスターが大きな口を開けて牙をむき出しにしてるように見えるからだとか。そう聞くとチョット怖いですね。


キズとか気にせず、ガシガシ使い込んでます。潜水対応のダイバーズウォッチ。使い勝手の良い、いい時計です。d(^_^o)


この時計は安価にもかかわらず、かなり真面目な作りで、信頼性抜群。

また、自分のこだわる点である、文字盤のインデックスにちゃんと針が届いていて、秒針の位置を示す三角マークも読み出しの邪魔にならない位置に設定され、各針のデザインを変えている為、読み取り易くなっています。


全てが飾りではなく、必要な機能を与えられていて、意味のあるデザインは機能美にあふれています。


いつもチャチャッと写真を撮ってしまうので、針の位置が適当なのはご愛嬌ということでw

戯言 古くなった時計はどうするか

別の所にも書いた内容ですが、戯言として。


先日某時計店でボケッとしていた時に修理しようとして時計を持ち込んで来ていた方の会話が気になりました。


その方の持ち込んだ時計は国産メーカーの時計ではありますが、まぁそこそこの良い時計で、おそらく当時の価格帯は10万こえる位かなという物でした。


時計そのものは動いてはいるものの、複数の不具合がある様子です。

最初は修理を希望されてましたが、店員が、オーバーホールになると話され、概算を提示したところ、お客はえっ!とうなり、暫く考えているようでしたが、そんな金額出すと、新しい時計買えるじゃないかと少しご立腹。そして、わかったよ。これは捨てて新しいのを買うよと不機嫌になりつつも、新しい時計を物色し始めました。


このクラスの時計は、動かなくなったりしたら使い捨ててしまう方が多いと思いますが、品質の良い時計なのでちょっと勿体無いなぁと思います。


オーバーホールはクオーツだとおよそ2万円位かかるので、買い替えたほうが良いと判断されたのだと思います。


大半の方はおそらくそう考える方が多いと思います。否定はしませんが、特にその時計に嫌気がさしてなければ、オーバーホールして、また一緒に時を歩む伴侶にしてみるのもよいかと思うのです。


クオーツもきちんと手入れすれば20〜30年近くは使えることが多いです。長く使うのは機械式時計の特権というものでもありません。


丁寧に使う、時計に悪影響を与えるのはどういう事かを知れば、機械式もクオーツも大差ないです。

なぜ機械式はオーバーホールして長く使い、クオーツは使い捨てにしてしまうのでしょうか。


超高級機であれば確かに古くなってもキチンとメンテナンスされた時計は資産価値が付くので分かりますが、程々の時計は殆ど価値は有りません。


いつか物は壊れる時が来ます。


その日がくるまで使い切ってあげる気持ちも大事なのでは無いかと思うのです。(*´ω`*)


1977年製 セイコーのキングクオーツです。今も元気に時を刻んでいます。(^-^)

小粋な レベルソ クラシック


ジャガールクルトのレベルソクラシックです。


もともとこのクラシックはいつか手に入れたいと思っていた時計だったのですが、ついつい浮気心が出て違うものばかりに手を出してしまい、入手はかなり後になりました。(≧∀≦)


ジャガールクルトと言えばレベルソがド定番。1931年に発表されてから基本的なデザインを変えずに今に至る超ロングセラーの時計です。


発表当時はアール・デコの最盛期。

ココ・シャネルなどにも見られる直線的なデザインでシンプルさが特徴です。モードが確立されてきた時代でもありました。


元々、インダストリアルデザインを専攻していたので、一番この時代がすきです。


そんな中で生み出されたレベルソも当時のデザインが色濃く反映されています。そして、今の時代でも色褪せる事なく、惚れ惚れするプロポーションだと感じます。


ちなみにレベルソとはラテン語で回転するという意味だそうです。


※初代モデル


余談ですがシチズンの創立は1930年です。歴史を感じますね。

ヽ(´ー`)



レベルソは、もともとはポロ競技でガラスが割れないように本体を裏返して保護する機能をもたせた画期的な時計だったのですが、今となってはサファイアガラスになったおかげで滅多に割れたりする事は無くなり、本来の機能の意味を失っています。


そこで、本体を裏返した時に時計の中身が見えるシースルーにしたり、表とは異なったデザインの文字盤を付けて、リバーシブル仕様になった物が出てきました。1本で2本分楽しめるので使いこなしの幅が広がりますね〜。


まぁそれはそれで良いのですが、あっしは元々のアール・デコとしてのシンプルなデザインがレベルソの源流であり、上品である事を第一に考えれば、余計なものは極力排除したいと思ってました。よって、レベルソは数多あれど自分はクラシック一択という事になります。( ˘ω˘ )


手に入れた後で気が付いたのは、文字盤の日焼けを防ぐ為に、たまに本体を手首の下側につける事があったのですが、このレベルソなら日差しが強い時は本体をひっくり返して文字盤のヤケ防止ができるので、結構この機能は重宝してます。わざわざベルト外して付け直す必要が無くなりました。



昨今の時計はデカアツになってきていますが、このクラシックは本体が23x38mmのかなり小ぶりなサイズとなっていて、シャツの袖口でやたら目立つ事もなく、控え目な装いとなるので、レクタンギュラーの時計の中では使いやすい時計だと思います。


意外にスーツだけではなく、カジュアルでも、合わせやすいのでオフの時でも出番があります。一応、元はスポーツモデルでもあったわけですし。


そんな事で、このレベルソはかなりお気に入りの1本となりました。


ジャガールクルトはハデではなく上品なデザインが多いですが、冷たい感じではなくどことなく色気があるのが魅力です。

(*´∇`*)