寒い日が続きますね。ようやく先日の雪が溶けてやれやれと思っていたら、来週また大雪になるかもって。Σ(-᷅_-᷄๑)
寒くなると時計の電圧が低下し、電池が弱っているものはこの寒さで力尽きてしまうものがあります。まぁ、寿命ですね。
複数時計を使っていると、時計屋さんで都度電池交換してもらうのは、お財布の中に北風さんが吹いてしまうので、できる限り電池は自分で交換しています。
時計の材料店や、アマゾンとかでかなり安く電池を購入できますので、浮いたおぜぜは気の合う仲間との酒代にして温まるのが幸せというもの❤️
とは言え、自分で交換できるものと、できないものがあります。
今回電池交換したこの時計はクオーツ時計ではありません。音叉時計といって、音楽で使う音叉の超小型版を内蔵し、音叉の振動を利用して動作します。
この時計はものすごくひよわ、、ではなくデリケートで、ほとんどの時計屋さんではお断りされるシロモノです。
ほぼ50年前の時計で、かつ、僅かな期間だけ作られたもので、部品など今となっては手に入らず、万一破損させたらお終いです。💀
昨年オーバーホールと、一部修理する為、ヨーロッパへ送り、2ヶ月かけてメンテナンスしてもらいました。国内ではオーバーホールだけなら受けてくれる所はあるのですが、修理は出来ないと断られました。(>人<;)
とても一般の時計屋さんでは責任取る事が出来ないので仕方ないですね。
そんな訳で、自分でもあまり交換したい物では無いですが、仕方ないので自己責任で交換します。
実際、この時計は難易度が高い訳ではなく、気を付けて交換すれば大した事はありません。ちょっとしたコツというか、ある事を知っていれば、対応可能です。
無事何事もなく交換出来、ホッとしたところで取り敢えず裏蓋を開けたので写真を撮って、早々に蓋を閉じ、時刻を合わせて作業終了です。やれやれ。
さて、来週はオーバーホールに出していたパテックを引き取りにいきます。これは流石に自分では出来ないですねw