hubsanのブログ

とりとめもなく時計をかき集めてます。気になるのはともかくポチッとな。買って溜息、買わずに後悔。
(-.-;)y-~~~

たまには ゼニス ポートロワイヤルV エル・プリメロ


オン、オフともに何かと出番がちょいちょいあるゼニスのポートロワイヤルV エル・プリメロです。


インデックスの文字に特徴があるので、ジャケパンでちょっとオサレに使いたいときとか、スーツにクロノをあわせる時に、何をつけようかと悩むとコレになることが多いです。


エル・プリメロといえど、いくつか種類がありますが、こやつは400Zというキャリパーを搭載してます。チト古めですかねぇ。(^^;


cal.400はエルプリメロが89年に復活した時のもので、Zはその改良版だけど、正式なラインナップでは存在しないものです。オーバーホールしたら勝手にアップデートされてしまうものです。w



エルプリメロはハイビート系ということもあり、精度はいいっすヨ。タブン。機械式に精度といっても、どーでもいいコトなんですけどネwあんまり精度にこだわってはおりません。

そもそもハック無いしなぁ。。


写真では革バンド仕様になっているけど、元はSSバンドがついていました。ただ、なんとなく見た目こっちの方がすきなので、買ってからずっとこの仕様で、SSバンドは箱の中でオネンネざんす。チトもったいねぇかな。




この時計にはなぜか文字盤にゼニスのお星様がありません。


ゼニスは天頂という意味もあるようですが、この時計にマークがないってことは、自信作ではなかったのか?!

( ̄(工) ̄)


時計そのものとしては、裏スケから見えるキャリパーは綺麗でかっこいいし、文字盤も個性的でなんだかんだいってお気に入りのひとつではあります。


文字盤な艶のある部分と、梨地でザラっとした部分があり黒一色でものっぺりしてないのがよござんす。


ゼニスの時計で有名なのはパワリザがついたオープンのやつでしょうね。ぱっと見に笑っているようなお顔が愛嬌あっていい感じです。😊


エル・プリメロでちと辛いところは、他の時計に比べてメンテナンスにコストがかかりすぎかも。前回はOHに7万強ほどかかりました。これでもメーカーメンテナンスじゃないですよ。。


ただ単に分解清掃するだけではなく、必ず交換しなくてはいけないパーツがありますので、適当なトコに出すわけにもいかず。

なんか調子が悪くなってきたなと思ってからのオーバーホールでは、壊してしまう事になりかねないので気をつけないとね。


オーバーホールの費用はもっと上のクラスだと、さらに高い場合もあるから、そんなのに比べればなんていわれても、モトの値段がちゃいますって。100万アンダーの時計でそれはないっしょ。手間賃、人件費がメインなんだから、モトが高い、安いってのはあんまり関係ないでしょうが。チト人情的にネ。


逆にバカ高い時計でも3針や2針のシンプルな時計でクロノメータでもないヤツであれば、OHはもちっと安くてもいいんでないかな。キャリパーがキズものになりやすいとか、万一壊した場合のリスクを考慮して、係数がかけてあるのかもしれないけどさ。


そういえば、スイス製の時計って年々値上げがすごく、とうとうエル・プリメロ搭載機は、ほぼ100万平均になってきてますね。ゼニスに限ったことではないですが、どこのメーカーもえらく高くなっていて、本当に価格の妥当性があるのかどーだか悩みます。感覚的にはほぼ2倍程度は価格がはねあがった印象です。


このおかげで、中古になっても価格が下落しづらいです。感覚的ですが、中古相場は新品の売価の約半分くらいから、人気があるものは、7〜8割位ですかね。だもんで、新品がズンドコ価格を上げるとそれに引きずられ中古相場も下がりづらい状況に。

価値を維持することでブランドイメージを上げてるんでしょうね。ただこのやり方は中身を伴わないし、上昇させ過ぎると販売量も下降するのでどこかで飽和すると思います。どこまでいくのか見ものです。(-_-)


日本のものが安すぎるということもあるのでしょうが、国産メーカーはほんとよくがんばっていますネェ。とはいえ最近は国産もジワジワ価格を上げてきてますけど。


そーいえばドイツに出張したとき、お昼のランチとかもえらく高かったような。日本のランチ感覚で考えているとびっくらこいた事があったっけか。量もハンパないけどなw


まっ、ともかく、個人的には早めにこやつを買っといてよかったてことで。テヘ(๑˃̵ᴗ˂̵)

オールド・クオーツ SEIKO KING QUARTZ 4822


1977年のキング クオーツで、初期のモデルになります。


この頃のキングクオーツは文字盤のデザインがいくつかあり、今の効率を優先したモノづくりとは考え方が違ったんだなと感じています。


この時計の文字盤はシボ加工されていて、なかなかに綺麗です。文字盤自身には腐食や大きなヤケなどもなくいいコンディション。


バーインデックスは完全な直方体ではなく台形で、光にあたるとやたらキラキラしまふ。あと、ケースの内側もテカテカに磨かれてるのでチト華美かなとも感じますね。

ただ、ケース外観ははさすがに使い込まれていてそれなりにキズがあり、まぁそれも古時計のアジかなと思います。


もちろんのこと、中古で入手したのですが、裏蓋をあけて中を見たらびっくり!(◎_◎;)

タバコのヤニがかなり入り込んでいて、コテコテになってました。キタネーし、ねちょねちょして気持ちワリー。


特に竜頭まわりがひどくて、基盤に堆積したヤニーがカチコチに固まっていて、除去しよーとしてもこびりついて全くとれまへん。

その他の部分もたいがいな状態だったものの、まだねちょっとしている状態だったので、時間かけて掃除し、最後に超音波洗浄機にケースとかぶちこみ汚れを取り除きました。洗浄は4〜5回かけてようやく綺麗になりました。


いやー、やっぱタバコはよくないっすヨ。ニコチンのタールが竜頭のほんのわずかな隙間から入り込んで、時計の隅々に行き渡るなんてねぇ。しかも竜頭付近にとりきれなかったカチコチタールくんは、本当やばいっす。_:(´ཀ`」 ∠):


ともかく、数日かけてアチコチ分解しながら掃除したおかげで、固着したやつ以外はすっきり除去され、見た目には綺麗になりました。


そういえば、風防の内側には反射を抑えるコーティングがされていて、清掃後に組み上げて表から文字盤を見ると薄茶色い曇りがとれてすっきりクリアに。シボ加工の文字盤がさらに綺麗に見えるようになり元ジャンクとは思えないほどベッピンさんになって、なんかもうこれで満足デス。お腹いっぱい。。


クオーツの寿命はだいたい30年あたりが限界とか言われていますが、この時計は1980年に一度OHされていて、どこまで手を入れたのかは不明ではあるものの、約40年近くたった今でも元気に動いてます。

しかも、シングルクオーツだけど、大きなズレもなく、よくうごいてるなぁと、ただただ感心するばかり。昭和のモーレツ社畜のようだᕦ(ò_óˇ)ᕤ


今の普通の一般的なクオーツ時計は平均月差±30秒に対し、この時計は平均月差±10秒となっています。現代のクオーツで主に販売されている時計より精度が高いというのは驚きです。現代でも十分通用するスペックですねぇ。


初代48系と言われるこのキングクオーツは、時刻あわせで竜頭をひっぱると秒針がピョンって10秒単位のキリのいいところへジャンプします。チト面白い仕掛けです。


古いクオーツは世間的に、ほぼガラクタ扱いですが、自分で綺麗にして電池やパッキンの交換ができれば超格安でそれなりに見栄え、性能がよい時計を手に入ることができます。


ただし、電池交換しても動かないとか、すぐに壊れてしまうリスクはあり、メーカーでも修理用の部品はないのが前提です。

オールド クオーツは本当のガラクタになることを承知の上で楽しむって事が許容できるかがミソですな。


普段使いする場合は、できたら部品取り用にスペアを買っとくのが安心かもしれないです。

名無しの SEIKO 6660


親父の遺品から出てきた時計でSEIKO6660-7020(SS)シルバーダイヤル仕様です。


この時計にはペットネームがついておらず6660というキャリパーNo.がそのまま名前となっているようです。

製造番号から1966年製造で、他の方のHPを拝見すると、長ド短期の1年間しか製造していなかった時計のようです。


どーりでなかなか見かけることがないワケですな。


この時計は手巻きの21石で、ケースがかなり小さく、かつ、かなりの薄型です。形状もハマグリ型なので、その流れを汲んでいるのかも。


ベゼルにはかなり細かい溝が掘られていて、ドレッシーな仕上がりとなってます。当時としてはそこそこの値段したようで、わりといいものだったようです。そーは言ってもグランドやキングとかに全然及ばないのは一目瞭然です。


亡父の遺品の中からいくつか時計が出てきたのですが、この時計が一番綺麗で全然使い込まれたあとがありませんでした。

他にオメガとかも出てきて、そっちはそれなりに使われたようで、文字盤に劣化がみられたのですが、こちらはミントといっても過言ではないほどヤケや錆がなく、チョイとケースを磨くとペッカペカになりました。なんで使わなかったのかは謎。


ただ、さすがに長いこと使われていなかったせいで、見つけたときは竜頭は重く、ゼンマイ巻き上げても動作が安定せず、タイムグラファーでの計測グラフの線は破線状でぐちゃぐちゃに表示され、おそらく買ってから一度もOHされていないのではないかと思われる状態でした。完全に油は切れてますね。


裏蓋をあけてみたところ、キャリパーに錆はでていなかったので、OHで十分に復活すると想定され、とりあえず昔からやっている時計屋さんに託してみました。

1ヶ月ほどでOHは完了し、動作には全く問題が無く、革ベルトを交換してあげるとすっかり元気になりました。(^.^)

が、非防水の時計の悲しさかな、めったにつける機会はなく。。。ほとんどコレクションBOXでおネンネです。


まぁ、分単位のメモリがない時点でダラリーマンが会社にしていくような時計でないことはたしか。


忘れていたのか、他の時計に切り替えたのか、今となってはわかりませんが、捨てられなかっただけよかったのかもしれません。