hubsanのブログ

とりとめもなく時計をかき集めてます。気になるのはともかくポチッとな。買って溜息、買わずに後悔。
(-.-;)y-~~~

アンティークの セイコー ゴールドフェザー14KGF


セイコーのゴールドフェザー14KGFで1960年前半のものになります。

羽のように薄く軽い時計ということでこの名前になったそーです。


変わり文字盤でなかなか素敵な時計ではあるものの、文字盤に若干の腐食が出始めてます。

ダメかなぁ。(´;Д;`)


そのためコレクションBOXには入れられず、口チャック付きのビニール袋に乾燥剤と一緒に入れて、これ以上ダメにならないように別途保管しています。OHしてあるとはいえ、乾燥剤と一緒にするのはマズイとかも聞きますが、そーはいってもモトモトがダメになるとどーしようもないので、やむを得ずってとこです。


そーいいながら、時々ベルトをつけてたまーに使ってます。けっこうこの時計のデザインは好きなもので。(=^▽^)




金時計ではあるものの、文字盤がキラキラしないのが幸いし、全体としては少し控えめな印象なので、仕事のときにもつけられるというメリットがあります。だからタマに使っているのですが。


GFとは言え、立派に金時計に見えます。激しく磨き倒すワケにはいきませんが、まぁ普通に金専用のクロスで軽く磨く程度であれば、問題なく十分に金ピカになります。


裏蓋側もGFになっているので、パッと見には金無垢に見えます。ゴールドフェザーは14Kと18Kがありますね。グランドとかではキャップゴールド仕様とかがありますが、裏側から見ると金のカバーがかぶせてあるのがまるわかりで、いくら金の厚みがあるとはいえ、チト興ざめデス。


わざわざ裏側から見るのはオーナーだけですが、金ならしっかりと全部金にしてほしいなぁと思うのはあっしだけでしょうか。


中身は薄型の手巻きです。その名のとおり薄く軽いです。

古い時計は趣があり、時計が好きになるといくつか欲しくなってきますよね。


キャリパーの厚さは2.9mmだそうで。なかなかのもんです。この厚さにする為、普通のキャリパーよりは凝った仕様との事で、OHする時には少し気を使うらしいです。


このあたりはアンティークの域になるので、性能云々ということはいいませんが、普通に使う分には問題なく、おおむね+20秒~+30秒/日くらい。


こやつもアンティークなだけあってやっぱり春・秋の乾燥した日を選んで使うってことに。

まちがっても雨とか気温の高い日にはつかいません。

とはいえ、昔は毎日ふつーに使っていたんだろーから、気にしすぎなのかいな。


この時計を入手するきっかけとなたのは、東京ミッドタウンにある時計のアンティークショップでIWCの金時計を見て、一目ぼれしたのがきっかけ。凛とした雰囲気にクラクラしやした。

しかしながら、やっぱチトお値段がねw


で、色々と迷っているうちにIWCの金時計からだんだん目先がかわり、とりあえず金時計が欲すぃいにすりかわり。。。アレ?


で、価格的にこなれたコレにおちついたという次第。


確かにIWCもいいですが、ゴールドフェザーもヒケをとることなくいい感じで、薄型のおかげで全体の雰囲気はとてもよく、金時計にしてはケバくなくて、なかなかにして上品です。

でも、IWCの金無垢はやっぱり欲しいなぁ。。。(*^o^*)

たまには ORIS レギュレーター


オリスのレギュレーターです。


レギュレーターというのは、時針、分針がセパレート配置されていて、その昔、時計師が時計を調整する時に時間を見やすくする為に作ったのが始まりだったようです。


ただ、今はデザインの1バリエーションでしか無いですね。慣れないとちょっと時間を見るのに戸惑う事があるかと思いますが、少し変わった時計を探してる人には選択肢の一つになるかもです。


かくいうあっしもちょっと変わったこのレイアウトに惹かれて手に入れたのは言うまでもなく(〃ω〃)


レギュレーターはなぜか大きいものが多いのですが、このオリスのレギュレーターはかなりコンパクトで、文字盤のデザインは、ギョーシェが細かく刻まれてよい雰囲気をだしています。


あと、時間表示のインデックスと針の位置関係がきちんとしていて、ハミルトンみたいなただのデザインだけのレギュレーターではない事が、好感を持てます。(╹◡╹)♡


トノー型でパッと見に変わった時計感が薄く、会社へつけていっても違和感は感じられません。まぁいちいちヒトの時計を見る人はいませんから、パッと見に違和感なければ、つっこみ入れられる事はないでしょうw


中の人はETAがベースになってるので、今後のメンテナンスも気楽ですし、性能もきちんとしてますので、オリスの時計はほんとイイね👍


あと、この時計で気に入ってるのはレギュレーターでは少し珍しくデイト表示があります。モチロン、デイト付きを条件に探せば他にもありますが、コンパクトで、普段使いにもでき、それほど安っぽくもなくという条件にしたら該当するのはほとんどありません。


今はこの時計の販売は終了してると思いますが、元々の価格はそれ程高いものでなく、かつ、やや一般的ではない為、中古相場は安めなハズですから、程度の良いのを見かけたら、お買い得かもです。


中古で手に入れた時はオーバーホールの履歴がハッキリしない場合、使う前にメンテナンス出しておけば安心です。別にメーカーに出さなくても、一般的な時計修理を行なっている所へ出しても、ETAなのでどこでも受け付けてくれます。

この点もダラリーマンとしてはありがたいですな。d( ̄  ̄)

質実剛健 セイコー スピリット


セイコーのスピリットです。


ダラリーマンとして地味に目立たずひっそりと、そしてデスク業務が多い時はかなりの確率でこれをつかってます。


本体、ベルトがオールチタン製で、軽くて、傷が付きにくく、時計を付けてる事を意識しなくて済み、仕事に没頭できます。


こんな時計でも、竜頭はねじ込み式、裏蓋はスクリューバックで防水性能は200m防水となっていて基本性能はしっかりしてます。これも安心できるポイントですね。


ムーブは7Nですのでスタンダードまっしぐらです。


本当に7Nは息の長いムーブですね。アタリなのかわかりませんが、全然ズレが出ません。時計のコレクションボックスに年差時計と並んで収めているのですが、秒針がいつも仲良く揃った動きしていて、ちょっと驚きです。(゚ω゚)


文字盤の色違いで白、紺の2本を使ってますが、単純に文字盤だけの違いかと思ったら、微妙に針のデザインを変えています。販売数が出るからなのかわかりませんが、芸が細かいですねぇ。別に一緒でもいいんだけど。


時計に全く興味なく、取り敢えずなんでもいいから1本持つというのなら、スピリットの白を選んでおけばいいと思います。夏、冬オールシーズン使えて、どんな色のスーツでもあまり違和感なく合わせられます。


面白味も、クソも無い時計ですが、ただひたすらに無難に、でも質実剛健、真面目だけが取り柄の時計に、なんとも言えない気持ちになるのはあっしだけでしょうか。


およげたいやきくん。染みるねェ。