戯言 時計の価値
急に何なのですが、時計の価値って何だろうかと、ふと我に返る事があります。
( ˘ω˘ )
基本は単純に時刻を知るアイテムではありますが、趣味の対象となっているのが、どーにも頭を悩ませるのです。
自分の中で趣味という定義は、ただ単純にお金を出して買い集めるだけでは趣味として中途半端だと考えてます。
えらそーな事言ってすみません。。
集めるだけでは、そこに創意工夫や努力はなく、他人から与えられただけの物を、貴重なリソースを費やし、手元においておく。
そこで得られるのは多少の知識と僅かな経験でしょう。
そう考えると、時を知るためのアイテムの対価としては過剰ではないかと感じてしまい、何の価値に対し妥当性を見出してるのか、わからなくなるのです。
そんなこと言い出すと、宝石や、美術品、骨董品もにてるかもしれませんが。時計は工業製品ですしね(๑˃̵ᴗ˂̵)
こうやって書きながら自分なりに整理してみると、ただ集めるだけならただのコレクター。時計を含めて、あるいは基軸として装いを組み立てて、自己表現に必要なアイテムとすれば多少は趣味らしくなるのかな。
あとは、自分で時計を組み立てたり、修理まで出来るようになれば、いいのか。。いや、それはもう時計屋さんの領域ですね(ーー;)せいぜい電池交換までが自分のできる事。オーバーホールが出来るようになれば、維持費は節約できそうですが間違いなく壊す事になるでしょうw
話は元に戻って、時計に対する価値は
世間でも様々です。
ブランド自身であったり、デザイン、中の機械、使用されてる貴金属や、希少価値もありますね。
話が長くなりますが、面白い時計があります。
それはロレックスとチュードルです。
ロレックスは時計をあまり知らない人でもご存知の方が多いですね。
かたやチュードルは時計が好きなかた以外にはあまり一般的ではありません。
※詳しくは以下リンク先をご参照ください。銀座RASIN
http://www.rasin.co.jp/blog/omega/tudor-appeal/
チュードルはロレックスの外装に、中の機械を一般的な汎用機械に置き換えた廉価版ロレックスです。
こういうと偽物と誤解されそうですが、ベルトや、裏蓋、リューズにロレックスの刻印や王冠マークがついたまま販売されてました。文字盤は流石にチュードルの表記となってますが、パッと見には区別がつきにくい物もあります。
ちなみにですが日本ロレックスでチュードルのメンテナンスを受け付けているちゃんとした時計です。d(^_^o)
※引用 銀座RASINより
さて、ここで問題になるのは、この時計の価値はどこでしょうか?
本体外装がそのまま使われているという事は、ケースの性能が良いから、使われたのか?もしくは見栄え?
中の機械があまりにも高価だから価格を抑える為に、一般的な機械に置き換えたのか?
チュードルブランドにもかかわらず、ロレックスブランドの表記あちこちに残したのは、ロレックスブランドの信頼性を活かしたのか?
何処に価値を見出すかは、きっと人によって様々だとは思います。
だから一つだけの尺度で測れるものではないのかもしれません。
時計を通じて色々な事を考えるきっかけになった事が、自分なりの価値かもしれませんね。
(*^▽^*)
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